埼玉県の志木市に有斐学舎という学生寮があります。
東京近郊の大学へ進学する若者達のために明治14年、郷土の先覚、津田静一、佐々木房、高橋長秋、その他の有志の方々が着想され、
更に郷土の先輩にあたる米田虎雄、安場保和、山田信道その他の先輩達に相談され、細川家14代細川護久候に資を仰ぎ創立されました。
結果、多くの学生がこの学舎で勉学に励み、100年以上にわたり、社会有要の人材を輩出してきました。
有斐学舎は東京近郊の大学に通う熊本県出身者のための学生寮であり、熊本県の支援を受けるとともに、
肥後奨学会によって運営されています。現在、有斐学舎には約50名の大学生および大学院生が在籍して
います。高校を卒業して大学生になったばかりの一年生から修士課程で学ぶ大学院生まで、年齢も大学
で学ぶ専攻もさまざまです。そのため、学生たちはお互いに刺激を受けながら高め合い、ここ有斐学舎
を生活の軸にして有意義な学生生活を送っています。
また、一年間の行事の中には、ビアガーデンや有斐祭と呼ばれる学生全員参加の中で行われるイベント
があり、普段話す機会のない先輩や後輩と親睦を深めることができます。ここ有斐学舎には、同じ釜の
飯を食い、風呂場で一日の出来事を語り合い、時にはお互いの悩みを相談し合いながら、うわべだけで
ない心からの強い絆によってかけがえのない友情を築いていくことのできる環境が整っています。